会社の人材2022年12月06日 16:59

「兼ねがね、会社は人の総和で決まると思っていました。」

会社には部門の管理を目指す総合職や個々の部門での実行部隊である専門職がある。いずれも顧客へのサービスという点では共通の目標を持つ。またそれぞれの社員は各自の専門性に基づいて採用される。

企業の始まりは一人のユーザー(創業者)が「もっと便利に、快適で、安いものを…」とか「人を喜ばせたい…」と思った時に衝動的に決まるものであろう。これが創業者の意思、それも確固とした意思である。しかし会社運営に際しては専門性をもった人材が必要になる。経理や法令・技術・サービスなどの知識ある人材だ。
破天荒で知られるサウスウエスト航空創業者のハーブ・ケレハーは彼ら人材に求めるものを次のように言っている。
  「We like mavericks-people who have a sense of humor.
   We've always done it differently.」
と言っている。
マーベリックというのは日本でいう孤独なイメージでなく、誰もやらないことをやる勇気を持ち、臨機応変の独創性・決断力・型破りの才能を指していると思う。
それに付け加えるならば献身・団結などであろう。映画、Top Gunのトム・クルーズやWBCでのイチローが思い出される。
これらの才能をどのように引き出すのかは同社の発展を見ると明らかになる。一口で言えば、破天荒と家族主義だ。具体的には次のような事柄だ。
  ・同じ価値観を持つ <成功を称え、喜びを分かち合う、信頼の人間関係>
  ・行動の実行保障  <理念・基本方針を理解した職務遂行に対し権限と責任を移譲する>
  ・相互理解     <失敗をなじらない、思いやり、家族を大切にする>
これらの行動により、社員は自分が大切にされていることを知り、信頼に答えようとする。

想像してみてください。何千キロもの道のりを北に帰る渡り鳥の群れを…。お互いに励ましあって、一羽の脱落も許さず、目的地に向かう姿を。