*統計的博奕(ギャンブル)2022年06月08日 23:30

ギャンブル
 丁半のさいころ博打は儲かるかと聞かれると、確率を知っている人は、プラスマイナスあわせてゼロと答えるだろう。 しかし、コンピューターで乱数を発生させて制御しているのとは違い、生身の人間がさいを振り、生身の人間が当てるのだからわけはちがってくる。 つまり、ある局面では勝ちが多くなり、別の局面では負けが多くなる。 それがどのくらい続くかと言えば、極端な場合、人生のある時期にかけて勝ちパターンが多くなるという経験はないだろうか。 また旅行しているあいだ、づっとつきが続いたり、または逆の負けパターンが続いたりすることがよくあるのは知るところだ。 つきとか運とかいうものだ。
 
 一転して、これを企業として考えてみる。 企業活動を博打とは言わないが、少なくとも確率が支配しているから同じ考え方ができるだろう。 例えば、気温や天候のような自然現象もそうだ。 また新店を考えて見ると、毎年100%ヒットするわけではない。 これは出店に関する読みに対し、ある確率でヒットしているからと考えられる。地域性・交通量・競合店・駐車場の立地などのパラメーターの予測が難しく確率的な考え方になる。 これは私たちの出店基準がマーケットに対してある確率を持つと考えられる。

高倉町珈琲のオーナーである横川竟氏(84)が「カンブリア宮殿」(2018年5月放送)で語った言葉が印象深かった。「出店場所を見れば売上の予想がつく」 これは「すかいらーく」創業者の一人である伝説の経営者だから言えることだ。ただの感ではない。データーに裏打ちされたマーケティングの成果だ。
 ヒットの確率を上げるためには、マーケットリサーチも含め、出店基準の見直しをやり続けなければならない。

*そばつゆの「かえし」の作り方2022年06月08日 23:43

蕎麦猪口
かえしとだしを混ぜるとそばのつけ汁になります。(1:3の比率) 熟成させたかえしで作る辛汁はあのおそばやさんの味です。

《材料》  しょうゆ    1 リットル
      砂 糖   195 g
      みりん   100 cc

《特に用意するもの》  返しを保存する容器(口の広いもの。たとえばカメ。)
               なければペットボトル
     *熟成させることに意味があるので、保存容器は大事です。

《調理方法》
①鍋に醤油を入れて加熱する。
      注意すること:絶対に沸騰させてはいけない。
②砂糖を入れて完全にとかす。
      注意すること:約80℃の状態(若干さました状態)で砂糖をいれる。
③みりんを入れて加熱する。

      ポイント:入れる順番を守ること

④加熱してゆくと金色のあくのようなものが浮いてくるので丁寧にとる。
      *お玉のうらをつかうとよい
⑤最初の沸騰が起きたら火をとめ、自然にさます。
⑥容器に移し熟成させます。
      ポイント:熟成期間は0.5~2ヶ月位
            熟成場所は暗くてひんやりした所
            容器の口は密閉しないこと。(空気にさらすため)
            紙で覆うくらいでよい。

熟成すると…醤油のかどがとれて柔らかな味になる
        つんとした匂いがとれる

スーパーで売っている蕎麦つゆと違い、塩辛さが取れた(熟成した)風味がある、お蕎麦屋さんの味になります。初めて作ったとき、びっくりしました。

*ご存じですか、IT化の目的2022年06月23日 15:10

季節外れの一つだけ
企業が行っているシステム化や合理化の目的・効果はどのようであったか…。システム化の草創期に経験したことをお話しします。

<FRにおけるオーダリングシステム化>
R社とC社では、当初「不正防止」「内部牽制」であった。…と聞くとそんな馬鹿なと思うであろう。経営者の関心は内部牽制だった。オーダーの手書き時代は食材や金銭にまつわる不正が多かったという事実がある。そのため、C社では社内Gメンのような、専任捜査係がいたほどだ。オーダリングシステムは注文したメニューと売り上げが確定できるので、ごまかすとなると痕跡が残る。それでも、導入当初は不正が後を絶たなかった。つまりオーダリングシステムはオーダー受けからレジ入金まで詳細が残る。ログデータを調べれば、伝票の取り消し操作・入出金の操作・食材粗利の推移等がわかる仕組みだ。
良い意味の副作用として、従業員教育のマニュアル化が進めやすい、レジ操作の簡略化、釣銭の自動化などもあった。
読者は人員の合理化はどうだったかと思っている方もいるだろう。結論を言うと人員は変わらない、ということだ。サービスのグレードにもよるが、C社のようなテーブルサービスレストランでは人員の減らしようがなかった。しかしマニュアルを無視して、一人がオーダーを取りまくり、他方が料理提供専門に動くといった合理化はできた。自然とサービスの切り捨て・人員削減という方向に進んでゆくことになる。結果としてみると、デフレが進む社会情勢を乗り切るツールとしてシステム化が意味を持つことになった。

ひるがえって、現在ではシステム化の持つ意味はどうであるか。一般的に言って、システム化(作業のIT化)は次の目的による。
   データの一元化
   内容の充実化
   判断の迅速化
ここにも人員の合理化は初期の目的にはならない。結果として達成できるかは管理者次第といえる。システム化しても出力が今までのレベルにとどまっていれば管理者は楽ができる。ふつうはこのレベルにとどまるのが関の山である。